今日は髪を切りに行った。
ちょっと早く着いてしまい、ウェンディーズがあったので、軽食。
ウェンディーズなんて久しぶりだ。
20代のころ洋服を買いに原宿に通ってたときに、お昼ごはんに利用していた。
神宮前交差点のロッテリアは混んでいて、ウェンディーズのほうが比較的座りやすかったと記憶している。
閉店したときは寂しいものだった。
久しぶりに食べたてりやきバーガーはおいしかった。
お金がなかったあの頃である。
年齢のせいか、最近は少し頑固になっている気がする。
他者の価値観を受容できない…というか、自分の価値観に固執してしまうというか。
他人を許すことができなくなってきている。
たぶん私は自己中なのだ。
歩いていて、向こう側から来ている人が歩きスマホしていたら、私が気をつかって避けないといけない…という世の中が嫌だ。
電車内で普通席に座っていても前にご老人が立ったら譲ってあげるべきだと主張するあの人が嫌だ。
(さすがに腰が大きく曲がっているご老人が立ったら譲るとも)
ぼくはキモい。
小学生のときに同級生の女子を掃除ロッカーに入れて胸を触った。
今考えればイカれた子供だなと思う。
ぼくはキモい。
中学校に上がって、女子らから「キモい」と言われ続けていた。
当時はなぜそう言われるのかわからなかったが、たぶんきっと、そのせいだろう。
ぼくはキモい。
キモい中学生だったんだ。
モテなかった。
もっと普通にしていれば、他人に対してちゃんとしていれば、違う人間になっていたのかもしれない。
地元から離れて教員の仕事をしているが、ゆくゆくは戻りたいと思っている。
ぼくは変な人間だ。
良い人間とは言えない。
だから、結婚もしないほうがいいのかもしれない。
…いや、ちがう。
常に「今」を生きないといけないんだった。
過去は変えられない。
でも「今」からどう生きるかが重要なんだ。
自分の考えに固執するのも悪いことばかりじゃないだろう。
自己中は自己中だけど、大谷翔平みたいにはなれないけど、自分を大切にしてやれる自分でいよう。
地元で教員をやるとしたら、同級生の子供を見ることになるかもしれない。
あんな小学生だったのなら、不安を持たれるかもしれない。
でも、「今」の生き方を見せるしかない。
結婚してなかったらヤバい性癖でもあるのかしらとか言われるかもしれない。
そんな言われを一掃できるような、めっちゃスゴイ教員になってやる。
待ってろよ、地元。
…そんなことを、てりやきバーガーを食べながら、コーヒーを飲みながら考えていました。